2011年7月13日水曜日

アンチエイジング&ダイエットに重要!成長ホルモンとは?

手の甲を指でつまんでみてください。
昔は張っていたのに、つまんだシワが残りませんか?

赤ちゃんの肌はプルプルに張っています。20歳でも肌はパチパチに張っています。
そして25歳から衰え始めます。60歳をこえると、つまんだ手の甲の盛り上がりが元に戻らなくなります。
なぜでしょうか?

皮下組織の水分含有率が低下する のです。

赤ちゃんの皮下組織水分含有率:88% ・20歳の皮下組織水分含有率:68% ・60歳以上の皮下組織水分含有率:40%

皮下組織の水分はなぜ減ってしまうのでしょうか?

これは成長ホルモンと大きな関係があります。成長ホルモンは水分を集める役割を持ちます。
20歳の女性は肌がピンと張っていますが、25歳がお肌の曲がり角と言われ、成長ホルモンは13~17歳をピークに急速に低下し、
30歳以降は10歳ごとに25%ずつ低下します。
これに伴い、肌に弾力性がなくなりシワが目立ち始めるのです。

成長ホルモンには、次のような役割があります。
◆タンパク質の合成→筋肉へのアミノ酸を輸送し、筋肉を発達させる
◆糖質代謝→血糖値を高め、エネルギー消費を高める
◆脂肪代謝→脂肪細胞中の中性脂肪を分解し、体脂肪を減少させる
◆ミネラル代謝→骨形成の促進・身長を伸ばす

成長ホルモンが減少することで、これらの役割が果たせなくなり
老化したり太りやすくなったりするんですよね。

若いころは何をしても太らなかったり、しわも出来ないのは成長ホルモン
がたくさんあったからなんです。

30歳ぐらいまでは食べ過ぎても内臓脂肪はあまりつきません。
体内に成長ホルモンがそこそこあるからです。30歳を超えるとお腹が出やすくなってきます。
体内の成長ホルモンが減ってしまうからです。
成長ホルモンを増やすことで内臓脂肪が分解されてお腹がへっこんできます。
筋肉へのアミノ酸の輸送を増加させタンパク質の合成を盛んにするので、筋肉強化もされます。
筋肉が増えて引きしまった体型になります。
成長ホルモンは皮下組織の水分含有率を高めますので、肌にハリが出て、小じわがなくなってきます。
口の横の深いみぞがなくなる人もいます。全体的に弾力に富んだ肌になります。

でも、どうやって成長ホルモンを増やすの??

大物女優さんや100歳を超えても現役スキーヤーの方が続けていたことで有名な
ゆっくりスクワット」お勧めです!
ゆっくりした筋トレは成長ホルモンの分泌を促します。
特に脚の筋肉は大きいので効果大!

《やり方》
①脚を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ちます。
②5秒かけて息を吸いながら、膝を90度まで曲げます。
③また5秒かけて息を吐きながら元に戻ります。20回くらい繰り返します。
簡単そうですが結構太ももがプルプルしてきますよ!
毎日続けることが成功の秘訣!!がんばってくださいね(^_-)

食事の摂り方でも成長ホルモンは増やせます。

・夕食時に良質な蛋白質を摂取する。
・炭水化物は、活動する朝と昼で取り、夜は少なめにする。
・血糖値が高いと成長ホルモンは抑制されるため、夕食後に甘いものは取らない。
・夕食後3時間以上たって(血糖値が下がって)から寝る。
・眠る時も、とぎれないように熟睡し4時間は継続して寝る!

普段の生活の中でちょっと気を付けると若返り&ダイエットに効果的ですよ❤